少子高齢化、核家族化、そして世界的パンデミックを起こした新型コロナウイルスの影響により、私たちは今後の仕事の在り方や生き方を問われていると思います。私はマジ起を始めて今年で５期目になりますが、ハウスクリーニング独立開業支援を始めようと思ったきっかけの一つに「自分で稼ぐ」という力を身につけようということがあります。４年経ってその考え方はより現実化を帯びてきております。副業は常識化し、コロナによる経済的影響から会社が不安定になったり、リモートなどにより仕事のスタイルまで一遍しましたね。またAIの発達や、コロナウイルス、時代の変化などで、今後いまある仕事がどんどん無くなってくる。無くなっていく仕事にしがみついていると、気が付いたときには茹でガエル状態になる危険性もある時代が今後の時代なんです。 じゃぁ、一体どうすればいいんだよ！　となりますよね。

一つの答えとしておすすめするのがマジ起が進めている「自分で稼ぐ」という能力を身につけることだと思います。社会や組織、国に依存せず、自分で商売をして自分のお金は自分で作るということです。 自分で稼ぐにはどうすればいいか。今その能力が無いのであれば、まず学ぶということです。お金を生み出せる何かを学ぶのです。次はその学んだことを形にしていく、自分に落とし込んでいく。そしてある程度納得してもらえそうだなと思ったらそれを商売として始める。何をやるにしてもパターンとしてはこんな感じになると思います。 このパターンを形成していく中で、最も重要なことは「思考」だと思います。思考がずれていると、上手くいきません。ずれているのであれば修正する必要があります。つまり、「自分を変えないといけない」のです。相手、国、社会は自分の思い通りにはなりません。自分が変わるというのは、自分を否定することではありません。むしろ新たな自分を見るチャンスです。ここが出来ないと商売は上手く行かないと思います。

変化を恐れる者は取り残され、変化して行ける者は救われる。厳しい現実ですね。時代は令和であり、昭和ではない。昭和の経済成長の安定はもうないのです。安定は自分で作るしかないんです。変化することで安定を生み出していくしかない。まずは変化を恐れず行動する。行動しないと何も始まりません。行動したとしても、すぐに形になってお金が稼げるほど単純でもありません。そこで自分に磨きをかけれる人であるべき必要があります。私はマジ起を通して何人も未経験の状態からハウスクリーニングで開業をして軌道に乗るまでの過程を見てきました。正直、上手く行っている人もいれば、厳しい状況の人もいます。今回は上手く商売をしている方の特徴をご紹介しますので開業の参考にして頂ければ幸いです。

ハウスクリーニングで開業し、上手く軌道に乗せてきている人には共通点があります。その特徴を真似ることが成功の秘訣と考えます。

まずこれが出来ない人は自分で商売ができないと思います。副業でも同じですね。自分の得意なことを商品にして営業して販売していくわけですから、すべての責任を自分で取らなければなりません。責任を他人に押し付けたり、社員に押し付けるようでは、信用がなくなり、不安定になり、最終的に自分を見失います。「コロナのせいで」「政治家のせいで」「部下のせいで」と自分の責任を他人に押し付けていませんか？そもそも自分の人生の責任を他人にとってもらうこと自体おかしいと思いませんか？上手く行ったら自分を褒める。しかし失敗したら周りのせいにするというのは無しです。この失敗こそが成功の秘訣なのですから、そこで自分の考え方を見つめなおし、変化して行かないと進歩できないということになります。自分の人生なのですからもっと大事にしましょう。大事にするということは、自分で責任を持つということです。自分に嘘をつかず、否定せず、公定して一つ一つを行動していく。一点一点が連なると線に見える。その１点が大事なんです。失敗したときに全ては自分の責任だと思える人が形を作っていける人だと思います。

うまく行っている人は、人との関係性をうまく保っています。取引先と仲が良く、いつも気さくに話しをしている感じです。コミュニケーション能力というと、口下手や人見知りだからあまり得意ではないという方も多くいると思いますが、むしろ口下手や人見知りの方が、考えて話すことのできる人だと思いますので、言葉の重みもあり信頼関係に結び付きやすいと思います。仕事はやって当たり前ですが、それだけでは縁が切れる可能性があります。その仕事をやり取りする人のことも考え、個人的な部分も見せ合える関係性になることで信頼してもらうということです。それもやらないと行けないとかではなくて、そのように自分が変わっていけばいいのです。その人に何か興味を持てる部分を見つけて話をして、自分をさらけ出して有効な関係を保つのです。

上手く稼いでいる人は、お客様や取引先がどこを一番求めているのかを確認し、それを理解した上で自分の提供できることを考え行動に移しています。その他の悩みを抱いているのであれば、それを解決できるような策を考え、その場を提供できれば、自分の幅も広がり、お客様もハッピーになります。かゆいところに手が届く存在になると信頼関係がより深まり重宝がられるようになります。お客様のニーズにずれていると、何をやっても納得されないことになります。本末転倒です。仕事は出来て当たり前なんです。ハウスクリーニングであればキレイに仕上げて当たり前ですね。汚いのは論外です。その上の＋αの部分が非常に大切になってくると思います。先ほどのコミュニケーションもそうですが、その他に無理なくしてあげれることを毎回するとか、そういった意識がどれだけできるかが成功のカギです。

うまく軌道に乗せている人は精神的にも体力的にもタフな人が多いです。ちょっとのことではへこたれません。例えば失敗してもそれを次に活かせるようにと考えると失敗では無くなります。お客様のニーズを満たすためには自分の自由時間を削ってまで満たそうと努力しています。これも思考の問題で、自分の自由時間がどんどん無くなれば、他事もしないといけない私は忙しいから無理だという人がいますが、自営業に時間の概念はあまりないように感じます。時間を作るのは自分ですし、どう使うかも自由です。結果を求めるのであればドMになるべきであり、自分に厳しく人に優しくならないといけません。２０２１年、これからは優しさの時代だといっておりますが、これは個人の信頼がお金に直結するということです。今までは会社や組織が看板となっていた部分は個の時代では自分自身が看板になるのですから。

目標を持つのも良いとは思います。こうなりたいと思ったらそうなるための手段が必要になります。人でもいいかもしれません。あの人の様になりたいと思ったらなるために必要な避けて通れない過程があると思います。その過程のために学びが必要です。自分で稼ぐということは自分自身が投資商品なので自分を磨き上げなければなりません。今の現状で上手く行っていないのであれば自己成長するべきです。そうすることで自分は「資産」になります。お金で買えないもので、死ぬまで残ります。そしてその資産でお金を稼ぐことが出来るのです。

上手く稼いでいる人は些細な事も意識的に行っています。報告・連絡・相談はもちろん、仕事や技術、道具、身だしなみ、言葉遣い、常識などあらゆる選択肢の中でこだわりを設けてその様に実行しています。細かいことでも積もれば山となる。それが体に染みつくと人間としても成長でき、人生にとっても全てプラスになります。本当に小さなことでいいのでそれをやってみることです。例えば報告に関しても何通りもの回答があるはずです。その都度報告するのか、自分の作業の事しか報告ないのか、その他の気づいたことも報告するのか、相手が電話に出なかったとき、要件を留守電に入れるのか、メールを入れておくのか入れないのか、完了報告を口答だけではなく写真やFAXなどで追加の資料として送るのが良いのか・・・。考えるときりがありませんが、ここを自分なりに相手の事を思って形を作れば後は実行あるのみです。報連相に関してはトラブルの元なので今となっては古いという人もいますが建築関連ではお互い場所が離れていることが多く、パソコンに張り付いているわけではありませんので、電話で都度連絡を取り合うのが通常です。電話に中々で出ないだけでも相手はストレスを感じますので、意識的に対策しなければなりません。

今回はハウスクリーニングで開業し上手く稼いでいる人の特徴をご紹介致しました。開業の際は是非参考にしてみてください。